お互いの家族の悪口は絶対に言わない

嫁姑問題画像夫婦間のタブーとしてよく言われることですが、お互いの家族の悪口は絶対に口にすべきではありません。

たとえ相手が自ら肉親を悪く言い出した場合でも、ここぞとばかりに一緒になって悪口を言ってはいけません。人は誰でも自分の家族を他人に悪く言われることは我慢ならないものですし、内容によっては夫婦の信頼関係にヒビが入ってしまうことすらあります。

そうは言っても、結婚生活・親戚付き合いのなかで、相手の家族に対する不満やストレスは少なからず溜まってしまうものです。これを自分の心のなかだけにしまい込んで生活していくこともまた大きなストレスです。夫婦喧嘩の際に、日頃溜め込んでいた姑への不満を洗いざらい夫にぶつけてしまった・・・という最悪な事態も引き起こしかねません。

ではいったいどうすれば良いのでしょう

最も手軽な対処法としては、自分の肉親や友人に吐き出してしまうことです。姑のことで悩んでいるのなら、実の母親や結婚している姉妹・女友達も同じような経験をしている可能性があるだけに理解が得られやすいでしょう。誰かに話すという行為じたいがストレス解消法であるうえに、同調してくれる相手ならかなりの癒し効果が期待できます。

実際の問題解決はそれほど重要ではなく、自分自身の精神の安定が得られればそれでいいのです。ただし、いくら状況をよく理解してくれているとしても、話し相手として夫との共通の友人は避けるべきでしょう。友人の親切心から話した内容が夫に伝わってしまうことも考えられますし、そうなった場合、自分の肉親に関する話であるだけに夫には強い不快感を抱かせる結果となりかねないからです。

高度な対処法

嫁姑問題画像もうひとつ、少し高度な対処法が考えられます。それは、夫に直接ぶつけてみる方法です。もちろん、ぶつけるのは肉親の悪口ではありません。原因を作っている誰かを攻撃するのではなく、自分がいかに悩んでいるか、悲しい思いをしているかという気持ちと状況だけを夫に伝え、そしてわかってもらうのです。

例えば姑の頻繁すぎる訪問に閉口しているとしたら、「わざわざお義母さんが来てくれるのに、自分は忙しかったり気疲れしたりで、せっかくの訪問を辛く思ってしまうことがある」というように、姑の好意を受け止めきれない状況をはっきりと伝えつつも、自分の辛さや切なさを訴えるのです。この場合も実際の問題解決が目的ではありません。

この際だからと、姑の訪問回数を減らすよう夫に頼んでもややこしくなるだけです。姑に対して抱えている不満やストレスを、姑の悪口にならない方法で夫に聞いてもらうことが目的なのです。

前述した自分の肉親や友人に吐き出す場合に比べて、伝える相手(夫)が問題の核心に近い人物であるだけにより高い癒し効果が得られる可能性があります。ただし、夫に話しているうちに段々とエキサイトして気がついたら姑の悪口になっていた・・・ということのないよう注意は必要です。

相手の肉親を悪く言うことは、お互いの家族に対する悪口の応酬に発展することはあっても、肝心の問題解決にもストレス解消にも絶対につながりません。家族の悪口は言わない、夫婦間の礼儀という意味でも肝に銘じるべきでしょう。