夫の実家の近所でこそ自慢の嫁に

嫁姑問題画像夫の実家で同居している場合に比べ、別居している嫁にとって夫の実家のご近所さんと接する機会はかなり少ないはずです。実家を訪問したときなどに家のまわりでたまたま顔をあわせる程度ですから、名前と顔が一致しない人や、まだ一度も会ったことのない人さえいるかもしれません。近所付き合いと呼べるようなレベルでかかわることは、ほとんどないはずです。

だからといって、嫁として気を抜いていいわけがありません。近所の人にしてみたら、普段そこで見かけることのない人間がウロウロするのですから、いやでも目につくことでしょう。自分は誰もいない通りを歩いているつもりでも、住宅街だけに部屋の窓越しに見られていることだってあるのです。常にご近所の目があると思っておいたほうがいいでしょう。

当たり前ですが、実家の近所での挨拶はしっかりしなければなりません。面識のある相手はもちろんのこと、相手の顔を知らなくても実家のすぐ近くで出会う人というのは姑にとって間違いなく「ご近所さん」です。笑顔での会釈や目礼だけでもいいのです。そのときは相手もこの挨拶の主がどこの誰だか知らないままかもしれません。

けれど○○さんのところのお嫁さん・・・とわかったとき、礼儀正しい嫁だという類の褒め言葉が姑の耳に必ず入るはずです。その目的のために挨拶するわけではありませんが、近所付き合いという狭い世界では、良い噂は必ず家族(この場合は姑)の耳に届けられるようになっているのです。黙ったまま無関心にすれ違うようなことがあってはなりません。

実家への交通手段としてクルマや自転車を使っている場合は、運転マナーにも気をつけるべきです。実家が通り抜けの出来ない静かな住宅地にある場合などは特に、いつ近所の子供が飛び出してくるかわかりません。

実家の近所に限った話ではありませんが、ご近所の誰かをヒヤリとさせることなどないよう、特に安全運転に徹するべきです。駐車・駐輪マナーにも気をくばりましょう。実家に余分な駐車スペースがある場合は別ですが、近所の人にとって通行の邪魔になるような駐車・駐輪の仕方は避けるべきです。

当たり前のことばかりですが、これら当たり前のことをきちんとしていれば、別居の段階では近所の評判は悪くなりようがありません。要は、姑が作り上げてきた近所での実績に傷をつけるようなことがあってはならない、ということなのです。反対に近所で良い評判を獲得できれば、それは大いに姑を喜ばせる結果になるでしょう。近所における自分の息子の株、自分自身の株があがることにもなるからです。夫の実家の近所でこそ、姑にとって自慢の嫁でいるべきです。