時間をかけることでしか得られない関係がある

嫁姑問題画像結婚と同時に戸籍上は家族になったとはいえ、夫の家族とはそれほどお互いのことを知り合っているわけではありません。当然のことながら、一足飛びに家族と呼べるような関係になれるわけがないのです。

ですが結婚後の日々の生活は待ってはくれません。夫の実家と同居している場合は言うまでもありませんが、別居している場合でも家族が揃うイベントがたくさん待ち受けています。お正月、お盆、家族の記念日、家族での旅行・食事など、どんどんと展開し、容赦なく新しい家族としての対応を要求してきます。

最初のうちは慣れないことばかりで、嫁としては気苦労も多いはずです。いくら夫の家族とはいえ、簡単に打ち解けられない相手もいるでしょうし、中には基本的に気が合わないと感じる相手すらいるかもしれません。

お互いの好みも考えもよく分からないうちは、話題も限られてしまい場がもたないこともあるでしょう。夫の実家との付き合いが憂鬱だと言う嫁が多いのも、実の家族ではありえない我慢や気苦労を強いられるからではないでしょうか。

だからといって夫の実家との付き合いを拒むわけにはいきません。反対に、慣れない気苦労が理由で憂鬱だというのなら、なおさら夫の家族と会い続けるべきです。

「慣れない」なら「慣れる」しかない

嫁姑問題画像「慣れない」なら「慣れる」しかないのです。人は普通、たくさん会ってたくさん話すことで相手を知り、お互いの距離を縮めていくものです。憂鬱だからと言って会うことを避けていては、いつまでたっても親しくなれません。

慣れない気苦労というのは、会う回数と時間をかけることでしか解決できない問題と言えるでしょう。逆に言えば、回数と時間をかければ、夫の家族とも自然に親しくなっていけるのです。

私などは、年に2回のまとまった休みを夫の実家訪問のために潰されることに、どこか納得がいきませんでした。いま思えば、夫の両親や義兄・義姉との慣れない親戚付き合いが苦痛だったからです。

イベントとして少しも楽しみに思えなかったため、「せっかくの長い休みなのに・・・」となっていたわけです。ですが夫の家族と集まり続けるうちに、義兄や義姉とも共通の話題が増え、お互いに打ち解けられるようになってきました。

いつの間にか、甥や姪が可愛くて仕方ないと思うようにもなっていました。今でも夏休みや年末年始を自分たち夫婦の旅行に使えたら・・・と考えることはありますし、実際にそんな年があってもいいと思います。以前と違うのは、夫の家族と過ごす長い休みも楽しみに思えるようになったことです。

夫の家族と嫁である自分との関係は、結婚と同時にほぼゼロからスタートするものです。慣れない者どうし気疲れすることも、なかなかお互いの距離が縮まらないことも当たり前なのです。

時間をかけることでしか得られない関係があることを知っていれば、無駄に消耗することもなくなります。会い続けることで、いつの間にか本当に家族と言える関係になれるのだと思います。