舅への愚痴や悪口には決してのらない

嫁姑問題画像付き合いが長くなると、姑の口から舅の愚痴や悪口を聞くこともあるかもしれません。夫婦を長くやっていれば、お互いに愚痴や悪口が出るのは当たり前でしょう。モノを片付けない、近所への愛想が悪い・・・といった小さなことから、相手の性格にかかわるような少し深刻に聞こえるものまで、その内容は様々です。そんなとき、嫁としてどうゆう態度をとるべきなのでしょうか。

愚痴や悪口の程度、姑と舅の状態、姑の性格など考慮すべき点はたくさんありますが、私には徹底して守っていることがあります。それは、「一緒になって舅を悪く言わない」ということです。

いかに「そうそう!お義父さんにはそうゆうところがありますよね」と思わず相槌を打ちたくなるような内容であったとしても、絶対にそれを口に出してはいけないと思うのです。誰だって他人に自分の家族を悪く言われるのは我慢ならないものです。嫁は本来他人ですから、姑にしてみれば自分の夫に対する愚痴に同調されると、内心ハッとするほど不愉快さを感じてしまう可能性があります。

かといって、「そんなことありませんよ」と表面的に否定しても、わざとらしいだけです。鋭い姑なら、そんな嫁の態度にあざとささえ感じるかもしれません。しかも、長年連れ添った夫婦のあいだのことをたかだか結婚生活数年の小娘に諭されたような感じがして、舅への愚痴も忘れるくらい不快に思われてしまうかもしれません。

では、いったい嫁はどうすればいいのでしょうか。

嫁姑問題画像これも私が実践していることですが、姑の舅への愚痴は明るく笑って受け流してあげることです。同調できる内容であればあるほど、下手に肯定も否定もせず「あはは、そうなんですか?」「お義父さん面白いですね」と笑ってあげるのです。そうすると、不満でたまらないような顔をしていた姑も、苦笑まじりに仕方ないなというふうに落ち着いてきます。また、姑が後から思い出して余計なことを言い過ぎたと後悔しないで済むように、あくまでも明るい態度で聞いてあげることが家族としての優しさではないでしょうか。

反対に、舅に対する愚痴の内容を意外に感じるのであれば、それを素直に口にしてもいいと思っています。愚痴に対して「それは意外です」という雰囲気を隠さずに、舅を褒める言葉を返すわけです。ただこれは嫁として本来出すぎた真似ですから、心底そう感じている場合だけにとどめるべきです。前述したように、表面的な褒め言葉だと逆に姑の不快感を買う恐れもありますので。

色々と書きましたが、結局は一組の夫婦として姑と舅に仲良くあってもらいたいという気持ちを根底に持つべきでしょう。大事な息子を自分が独占しているわけですから、姑にとって本来のパートナーである舅とは基本的に夫婦円満でいてもらう必要があります。そのためにも、姑の愚痴は明るく優しく受け流し、逆に舅の尊敬できる点は素直に口にすることが嫁に出来るささやかにして最大の優しさではないでしょうか。